この記事では、糖尿病の検査項目の一つであるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を説明します。
まず、簡単に理解できるように下手ですが漫画をつけました。
ご覧ください。
漫画~HbA1cについて~
以上が漫画になります。
もう少し詳しく知りたい方は、関連記事の下に漫画では説明しきれなかったことを書きました。
ご覧ください。
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HbA1cについて
HbA1cは過去1,2カ月の血糖状態の平均が分かるといわれています。
HbA1cが高いと、1,2か月の血糖値が高かったことを意味します。
血液検査の直前の食事を節制しても、血糖値は下がりますが、HbA1cは下がりません。
逆に1,2か月がんばって食事や運動に取り組めば、血液検査の直前に食事を多く取り過ぎても、血糖値は高くなるかもしれませんが、HbA1cはよい結果が出るでしょう。
HbA1cの基準値は、5.6%未満です。
5.6%以上~6.5%未満は糖尿病の発症リスクが高いグループ、6.5%以上が糖尿病型とします。
これはあくまで糖尿病「型」です。
1回のHbA1cの血液検査だけでは糖尿病の診断はできません。
上記の数値は、国際標準の表記(NGSP値)です。
2013年3月からまではHbA1cの表記が日本独自の表記(JDS値)でしたが、2013年4月からNGSP値に変わりました。JDS値に0.4を足したものがNGSPになります。
以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
参考文献:糖尿病診療ガイドライン2016