母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。
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この記事は第2話です。
くも膜下出血で倒れた時の死亡する確率についても簡単に書きました。
下手ですが漫画もつけました。
参考になれば幸いです。
漫画~母のくも膜下出血体験談②~
以上が漫画になります。
この話は全部で5話あります。
他の話は以下のリンクからご覧下さい。
[toggle title=”母のくも膜下出血の体験談”]





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ここからは、くも膜下出血で死ぬ確率についてと、母のくも膜下出血の体験談を文章で書きました。
ご覧ください。
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くも膜下出血で死ぬ確率
くも膜下出血は死亡する確率が高いです。
まず、初めて出血が起きた時に、3割が死亡すると言われています。
そして、その出血を抑えることができたとしても、再出血などが起きて4週間以内に2割の人が死亡すると言われています。
出血が起きれば5割が死亡するということです。
運よくなんとか生きながらえることができたとしても、2割は後遺症が残ると言われています。
つまり、後遺症なく社会復帰できるのは3割しかいないのです。
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母のくも膜下出血体験談②~電車の中で~
電車での移動時間中は何も考えたくありませんでした。
なので、売店で漫画を5冊ほど買いました。
目的地に着くまで、ずーっと漫画を読んでいようと思ったのです。
電車に乗って、すぐに僕は漫画を読み始めました。
でも案の定、漫画に集中できません。
漫画の内容と想像してしまう母の容体が、同時に頭の中に入ってきました。
頭がすごく熱い感覚がしたのを覚えています。
「くも膜下出血でどれくらいの人が死ぬんだろう?」
疑問に思いました。
気になってしまって漫画を読むのを中断しました。
携帯でくも膜下出血について調べてはじめてしまったのです。
すると、そこには「最初の出血で半分が死亡する」とかかれていました・・・
かなりショックでした。
くも膜下出血の死亡率が高いことは知っていましたが、5割が死ぬとは・・・
母は絶対死ぬじゃないかっ!と心の中で叫びました。
電車の乗り継ぎの時、親戚の人に電話をかけました。
母がくも膜下出血を起こしたことを伝えると、親戚の友人も何人かくも膜下出血で亡くなっているとのことでした。
親戚の人も
「それはまずいね・・・」
って言いました。
再び電車に乗ります。
晩御飯の時間を過ぎていて、お腹が空いているのに、何も食べる気が起きませんでした。
「死んだらどうするんだ?」
「お葬式は?」
「喪主は?」
「遺体の移動はどうすんだ?」
「明日の仕事はどうしよう?」
「どれぐらい休めるんだ?」
「嫁も仕事休まないといけないのか?」
「死んだことは、だれに伝えればいいんだ?」
「市役所の申請ってどうすんだ?」
「銀行の口座はどうなるんだろ?」
「てかまだ死んでないし・・・」
いろいろと考えすぎて、疲れました。
緊張してのどがカラカラです。
眠くもなってきました。
寝ようとしましたが、考え事が多すぎて眠れません。
眠くて頭が熱くてのどがカラカラでお腹もすいていて・・・
人が一人死ぬかもしれないということでここまで追い込まれるとは思ってもみませんでした。
そんなこんなでどうにか病院にたどり着きました。
続きます。