この記事では、糖尿病の三大合併症の一つである糖尿病性神経障害について説明します。
簡単に理解できるように下手ですが漫画をつけました。
ご覧ください。
漫画~糖尿病性神経障害について~
以上が漫画になります。
もう少し詳しく知りたい方は、関連記事の下に漫画では説明しきれなかったことを書きました。
ご覧ください。
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感覚神経の障害
感覚神経の障害として代表的なのが、手足のしびれです。
ビリビリしたりジンジンしたりします。
神経の先が高血糖により栄養不足になるので症状は手足に起きやすいです。
しびれ以外には、手の平・足の裏に紙が貼りついたような感覚になったり、手足の感覚が鈍くなるときもあります。
症状がしびれではなく、痛みになる人もいます。
手足の感覚神経が障害されると、手足の傷(特に足の傷)に気付きにくいです。
そして高血糖だと、足先まで血中の栄養素を届けにくくなります。
そうなると、傷が化膿して治りづらくなり、最悪は足の細胞が壊死してしまい、切断しなければならなくなります。
糖尿病になった場合は、日頃から足を清潔にして、傷がないか調べる必要があります。
運動神経の障害
運動神経は、筋肉の動きを調節する神経です。
そのため運動神経に障害が起きると、筋力が低下したり、筋肉が萎縮(いしゅく→小さくなること)することもあります。
自律神経の障害
自律神経は、体温を調節したり、心臓の調節をしたり、胃腸の運動の調節を行ったりしています。
そのため自律神経の障害がおこると、発汗の異常が起きたり、不整脈が起きたり、異常な胃腸の運動で下痢・便秘が起きたりします。
他にも、排尿異常やインポテンツなど自律神経が関係したあらゆる症状が起きます。
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まとめ
糖尿病の3大合併症(糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症・糖尿病性神経障害)のうち、神経障害が中でも早めに起きる症状です。
少しでも異常を感じたら医師・薬剤師に相談しましょう。
以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
参考文献:糖尿病診療ガイドライン2016