母のクモ膜下出血体験談④~2種類の手術方法~

くも膜下出血の手術方法には、クリッピング法とコイル塞栓術がある

母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。

全部で5話あります。
母のくも膜下出血体験談①~くも膜下出血とは~
くも膜下出血とは、脳の血管が破れて、軟膜とくも膜の間(くも膜下腔)に血がたまること 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第1話です。 くも膜下出血ついても簡単にですがあわせて書きました。 下手ですが、...
母のくも膜下出血体験談②~死ぬ確率~
くも膜下出血は、4週間以内にで5割が死亡するというデータがある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第2話です。 くも膜下出血で倒れた時の死亡する確率についても簡単に書きました。 下手ですが漫画...
母のクモ膜下出血体験談③~初期症状は?~
くも膜下出血は、バットで殴られたような激しい頭痛が特徴。 しかし、吐き気や失語などが先に来ることもある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第3話です。 くも膜下出血の初期症状ついても簡単に書きま...
母のクモ膜下出血体験談④~2種類の手術方法~
くも膜下出血の手術方法には、クリッピング法とコイル塞栓術がある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第4話です。 くも膜下出血の2種類の手術方法についても書きました。 下手ですが、漫画もつけました。 ...
母のクモ膜下出血体験談⑤~後遺症~
くも膜下出血の後遺症は2割に見られ、片麻痺、嚥下困難、言語障害、水頭症などがある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第5話です。 この記事では、くも膜下出血の代表的な後遺症についても簡単に書き...

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この記事は第4話です。
くも膜下出血の2種類の手術方法についても書きました。

下手ですが、漫画もつけました。 参考になれば幸いです。

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漫画~母のくも膜下出血体験談④~

クモ膜下出血の手術1クモ膜下出血の手術2クモ膜下出血の手術3クモ膜下出血の手術4クモ膜下出血の手術5

以上が漫画になります。
母の手は本当に冷たくて、死んでしまったかのようでした。

この話は全部で5話あります。
他の話は以下のリンクからご覧下さい。

母のくも膜下出血の体験談
母のくも膜下出血体験談①~くも膜下出血とは~
くも膜下出血とは、脳の血管が破れて、軟膜とくも膜の間(くも膜下腔)に血がたまること 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第1話です。 くも膜下出血ついても簡単にですがあわせて書きました。 下手ですが、...
母のくも膜下出血体験談②~死ぬ確率~
くも膜下出血は、4週間以内にで5割が死亡するというデータがある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第2話です。 くも膜下出血で倒れた時の死亡する確率についても簡単に書きました。 下手ですが漫画...
母のクモ膜下出血体験談③~初期症状は?~
くも膜下出血は、バットで殴られたような激しい頭痛が特徴。 しかし、吐き気や失語などが先に来ることもある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第3話です。 くも膜下出血の初期症状ついても簡単に書きま...
母のクモ膜下出血体験談④~2種類の手術方法~
くも膜下出血の手術方法には、クリッピング法とコイル塞栓術がある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第4話です。 くも膜下出血の2種類の手術方法についても書きました。 下手ですが、漫画もつけました。 ...
母のクモ膜下出血体験談⑤~後遺症~
くも膜下出血の後遺症は2割に見られ、片麻痺、嚥下困難、言語障害、水頭症などがある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第5話です。 この記事では、くも膜下出血の代表的な後遺症についても簡単に書き...

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ここからくも膜下出血の手術と母のくも膜下出血の体験談について文章で書きました。
ご覧ください。

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くも膜下出血の手術方法

できるだけ早く手術を行い、出血している箇所を止血する必要があります。
手術には、主にクリッピング術とコイル塞栓術の2つの方法があります。

クリッピング術

小さい金属のクリップで出血箇所を止める方法です。

この手術は開頭つまり頭蓋骨を開けて行うことになります。
このクリップはそのまま頭に放置することになりますが、問題が出ることはありません。

全身麻酔をすることになります。
また頭の中に直接触れるので、それにより後遺症が残る可能性があります。

出血の場所が脳の奥にある場合はこの手術法では困難です。

コイル塞栓術

細いコイル(渦を巻いた針金のようなもの)を入れて出血箇所を埋める方法があります。

この手術は開頭しません。

太ももの太い血管である大腿動脈からマイクロカテーテル(細い管)を入れ、脳血管まで送り込み、出血が起きている箇所にコイルを埋め込みます。

その後、血栓が形成されて出血を止めることができます。

脳の奥に出血箇所があってクリップが届かないときに向いている手術です。
全身麻酔もしくは局所麻酔で行います。

欠点としては、動脈硬化がある場合はカテーテルを通しづらいこと、手術中に出血した場合の対処が難しいことです。

またコイルのずれが起きると脳血管をつまらせるので脳梗塞が起きる可能性があります。

データでは手術1年後および5年後の死亡率がコイル塞栓術の方がいいということがわかっています。

ただし、日常生活が自立しているのはクリッピング術をした方で、再出血率もクリッピング術の方が若干の差ですが低いというデータが出ています。

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母のくも膜下出血体験談④~医師の説明~

待ち始めてから1時間ぐらいだったと思います。

手術室から医師がでてきました。

医師は
「今から移動するので、のちほどお話を。」
と言って通り過ぎていきました。

助かったとも、ダメだったとも言われませんでした。

「お話ってなんのお話なんだ?」
「生きているから今後の治療の話なのか?」
「それとも死んでしまったから、死亡の手続きの話なのか?」

頭の中にいろんな考えが浮かびました。

しかし、医師が通り過ぎた直後に、ストレッチャーに乗った母がでてきました。
僕の目の前を通り過ぎるときに、僕と会社の人達は母の顔をのぞきました。

母の顔は青白く、死んでいるように見えました。
でも、看護師らしき人から、ICUに移動することを僕に告げました。

どうやら死んではいないようです。
まだ母が生きている事実に少し安堵しました。

その後、家族だけICUに来るように言われました。
同僚の方にはお礼を言って別れました。

そして、僕はICUに案内され小さい部屋で待ちました。
5分ほどした後、医師が入ってきて状況を説明してくれました。

医師は丁寧に、母が救急搬送されたときの様子を教えてくれました。
手術中に同僚の方が教えてくれた話と同じです。

母は朝から気分が悪く、近くの病院に行ったがよくわからず帰されて、その後勤め先の休憩室で意識を失ったということです。

やはり意識を失った時に近くに人がいたことが幸いしたようです。

そして医師は、くも膜下出血とは何か?どのような治療をしたか?などを教えてくれました。

今回母が受けた治療は、コイル塞栓術でした。

医師は、
「今後、再出血や脳梗塞が起きる可能性があり、容体が急変する可能性があります。」
と教えてくれました。

当時の僕は、くも膜下出血は、その時の出血を食い止められれば助かると思っていた為、医師のその言葉にショックを受けました。

すぐに再出血や脳梗塞の確率を聞いてしまいましたがそれに関しては教えて頂けませんでした。

医師の説明が終わると、看護師さんが入ってきました。
看護師さんは必要書類を持ってきて僕はそれにサインしました。

よく覚えていませんが、手術の同意書や拘束具の使用の同意書などだったと思います。

母は手足に拘束具をつけられているようで、これは無意識に必要なチューブを抜かないようにするための措置だと教えてくれました。

また看護師は大きなビニール袋に入った衣服を出してきました。
どうやら救急搬送されたときに、母が身に着けていた服のようです。

服以外にもカバンや携帯やスニーカーも入っていました。
そして、服は汚れており、しかも裂かれていました。

看護師は、救急車の中で嘔吐があったこと、そして治療するために、はさみで服を切ったこと教えてくれました。

まだ母は死んでいないのに遺品を受け取ったような気分でした。

一通りの説明が終わると、ようやく母と対面することができました。
ICUに入る前に、手を洗ったり、マスクをつけるように言われました。

母の前まで案内されて、母の目は閉じられたままです。
口やら腕にチューブがつけられていました。

医師は、
「再出血を防ぐため血圧を落としています。そのため体が冷たいです」
と教えてくれました。

母の腕を触ると、ヒヤリと冷たくほとんど体温を感じることが出来ず、驚きました。
なにもかける言葉も見つからず、僕は立ちつくしてしまいました。

とりあえず、かろうじて生きているようです。

医師は
「明日の朝、また来てください」
と僕に言いました。

そして僕はICUをでました。
僕は近くのホテルに泊まることになりました。

ホテルに着いたのは深夜3時くらいだったと思います。
シャワーを浴びてすぐにベッドに入りましたが、全然眠れません。

浅い睡眠で朝を迎えてしまいました。

つづきます。

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