しかし、吐き気や失語などが先に来ることもある。
母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。
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この記事は第3話です。
くも膜下出血の初期症状ついても簡単に書きました。
下手ですが漫画もつけました。
参考になれば幸いです。
漫画~母のくも膜下出血体験談③~
以上が漫画になります。
この話は全部で5話あります。
他の話は以下のリンクからご覧下さい。
[toggle title=”母のくも膜下出血の体験談”]





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ここからは、くも膜下出血の後遺症と、母のくも膜下出血の体験談を文章で書きました。
ご覧ください。
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くも膜下出血の初期症状は?
出血が起きていない状態ではなんの症状もありません。
しかし、出血を起こすと、くも膜の下に血が溜まり、それが脳を圧迫するため、突然頭痛が起きます。
頭痛の場所は頭全体になります。
突然起きる頭痛というのがくも膜下出血の特徴です。
しかもこの頭痛は、人生最大の頭痛で、今まで経験したことがない頭痛です。
よく言われるのが、バットやハンマーで頭を殴られたような激痛と言います。
そのため、突然発症した説明のつかない頭痛はくも膜下出血を疑うべきです。
あまりに出血がひどい場合は、出血した時点で意識を失う場合があります。
また、脳を圧迫する場所によっては、けいれん、吐き気、嘔吐、片麻痺、失語、視力障害、意識障害が起きます。
出血のスピードと量によっては、頭痛が弱かったり、最初は吐き気が起きたりします。
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母のくも膜下出血体験談③~同僚からの話~
病院についたときは、もう夜の12時を回っていました。
受付で、母と僕の名前を告げました。
母は現在手術中とのこと。
手術室の前まで案内されました。
すると知らない女性が
「○○さん(母の名前)の息子さんですか?」
と話しかけてきました。
僕はうなずくと、
「会社の同僚の××です。息子さんが来られると聞いていて待っていました。」
その方は、母の会社の同僚だったのです。
周りにも何人か人がいて、みんな母の会社の人達でした。
救急車を呼んでくれたのは同僚の方だったようです。
そして、母のその日の様子を僕に教えてくれました。
話を聞くと、 母は朝から気分がすぐれなくて、午前中に近くのクリニックに行ったのでした。
病院の先生に吐き気を訴えたようです。
しかし、そこではっきりした原因がわからなくて、「胃腸炎かもね」 というような感じだったそうです。
その後、母は会社に行き、症状がよくならないので休憩室で休んでいました。
してそのまま意識を失い、それに気づいた同僚の方が救急車を呼んでくれたのです。
それを聞いた僕は、最初、個人病院の先生を恨んでしまいました。
でも同時に、救急車を呼んでくれた同僚の方に感謝しました。
くも膜下出血は、手術すらできずに死亡が確認される場合も多いと聞いたことがあります。
胃腸炎と言われた母は不運かもしれませんが、意識を失ったとき、周りに人がいたことが幸運だったのです。
母が助かるのか、それとも死んでしまうのか・・・
とにかく、僕は、いつ終わるかわからない手術が終わるのを待ちました。
会社の人達も付き添ってくれました。
待っている間、会社の人達が気を使って色々と話しかけてくれました。
それが、本当にうれしかったです。
続きます。