この記事では、経口補水液OS-1についての記事です。
脱水の種類やOS-1の種類、注意点について書きました。
下手ですが漫画も付けました。
参考になれば幸いです。
OS-1を簡単に説明する漫画
以上が漫画になります。
下に漫画では説明しきれなかったことを書きました。
よければご覧ください。
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OS-1とは
OS-1とは、脱水状態をすばやく改善するために作られた飲み物で大塚製薬工場が販売している商品です。
脱水状態をすばやく改善するために作られた飲み物のことを、経口補水液(ORS)と呼びます。
経口補水液(ORS)には何種類か商品が存在します。
しかし、中でも大塚製薬工場のOS-1は、電解質やブドウ糖の濃度が調整されていて、体内への吸収がよく脱水状態の水分・電解質補給に適しています。
OS-1は消費者庁から「個別評価型病者用食品」の表示許可を受けていて、軽度から中等度の脱水に適しています。
脱水の種類
脱水状態とは体内で水分や電解質が失われている状態をいいます。
(電解質とは生命活動の維持に必要な物質、おもに塩分やカリウムのことです)
体内で水分が失われると血流が少なくなることで、体に栄養を送れなくなります。
体内で電解質が失われると生命活動を維持することができなくなります。
このため、脱水状態を改善するときにOS-1を飲むのです。
他の飲料水と比べるとOS-1には電解質が多く含有されています。
電解質が失われている場合は、スポーツ飲料水などより、OS-1が推奨されます。
脱水の種類には3つあります。
①体内から水分のみが失われている状態
汗をかいているとき、水分を取っていないときに起きます。
②体内から水分と電解質が失われている状態
嘔吐・下痢・大量の汗をかいたときに起きます。
③体内から電解質のみが失われている状態
嘔吐・下痢・大量の汗をかいた状態で水分のみを補給したときに起きます。
電解質が失われているのは②、③なのでこのタイプの脱水にOS-1が適しています。
OS-1の種類
OS-1には
- 280ml(133円税抜)
- 500ml(190円税抜)
- 200g(190円税抜)のゼリータイプ
があります。
100mlの液体タイプが100gのゼリータイプに相当するため、ゼリータイプが高めの価格になっています。
OS-1の注意点
電解質、つまり塩分とカリウムが入っているので高血圧の方やカリウムの制限がある人は注意が必要です。
味を良くしようと思って、水やジュースと混ぜようとする人がいます。
しかし、これをすると組成が変わってOS-1の吸収が落ちるのでやめておきましょう。
OS-1を飲んでみた
液体タイプとゼリータイプのOS-1を飲んでみました。
飲んでみると味は電解質(おもに塩分)が入っているため少ししょっぱかったです。
おなかが空いている時や脱水状態ならおいしく飲めそうです。
またOS-1にはクエン酸(グレープフルーツやレモンに入っている成分)が含まれています。
そのため、柑橘系の味もしました。
この柑橘系の味のおかげで飲みやすくなっていると思います。
ゼリータイプですが、こちらは形状として飲みやすく、のど越しがよくツルンと体に入っていく感じです。
乳児や高齢者はゼリータイプがよいのではないかと思います。
以前、2歳の息子が大量に汗をかいた時にゼリータイプのOS-1を飲ませると、むさぼるように飲んでいました。
子供が飲めない味ではないですね。
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余談
脱水を心配された高齢者に液体タイプのOS-1を売ったことがあります。
その方は後日、薬局にお見えになって、ペットボトルの蓋が固くて開けられなかったとおっしゃっていました。
比較的やせている方だったので、筋肉量が低下している方が飲まれる際は、周りの人が蓋のことも気にしてあげるといいと思います。
以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。