インフルエンザと風邪の違いを薬剤師がわかりやすく説明

症状の重い風邪と、症状の軽いインフルは見分けが難しい。

この記事では、インフルエンザと風邪の違いに焦点を当てました。

まず、簡単に理解できるように下手ですが漫画をつけました。
ご覧ください。

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漫画~インフルエンザと風邪の違い~

インフルエンザと風邪の違い1インフルエンザと風邪の違い2インフルエンザと風邪の違い3インフルエンザと風邪の違い4インフルエンザと風邪の違い5

以上が漫画になります。

もう少し詳しく知りたい方は、下に漫画では説明しきれなかったことを書きました。
ご覧ください。

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原因

風邪の原因は、ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなどのウイルスや、一般細菌(雑菌のこと)、マイコプラズマ、クラミジアなどの細菌です。

インフルエンザの原因は、インフルエンザウイルスです。
インフルエンザウイルスにはA型とB型があります。

症状

風邪の症状は、熱が38度くらいの微熱程度で、鼻水、くしゃみ、せき、のどの痛みが中心です。
症状の進行はゆるやかです。
風邪で関節痛、筋肉痛が起こるのはまれです。

インフルエンザの症状は、38度から40度くらいの高熱 、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が見られます。
そして症状のあらわれ方は風邪と比べると急速です。
また風邪と同じように鼻水、くしゃみ、せき、のどの痛みもみられますが、少し遅れて症状が出てくる場合があります。

診断検査


基本的に風邪を診断するための検査はありません。
一部のウイルスや細菌に関しては検査キットがあります。
しかし、一般的な風邪ではわざわざ検査はしないでしょう。

インフルエンザを診断するための検査はあります 。
原則、インフルエンザを診断するために診断キットを使用します。
長い綿棒を鼻に突っ込んで、粘液を採取してインフルエンザウイルスがいるかを検査します。
15分ほどで判定できます。

治療薬


風邪をひいたときに処方される薬は対症療法になります。
熱には解熱剤、鼻水にはアレルギー薬、せきには咳止めといった具合です。

インフルエンザにかかったときは、第一にインフルエンザウイルスを退治する薬が処方されます。
それに加えて症状に応じて薬が処方されます。

重症化


風邪の場合は、まれに肺炎を起こすことがありますが、基本的には重症化することありません。
よっぽどのことがないかぎり、死亡することはありません。

インフルエンザの場合は、インフルエンザ脳症 (けいれん、意識障害、異常行動など)、肺炎 、気管支炎などになることがあります。
命にかかわる こともあります。

感染力


風邪は感染力が弱いです。
主に接触感染でうつります。

インフルエンザは感染力が強いです。
接触感染だけではなく、飛沫感染(せき・くしゃみによるしぶきでの感染)や空気感染(しぶきが乾燥し病原体がただよってうつる感染)でうつっていきます。

流行季節


風邪は1年中を通して引く可能性があります。

インフルエンザは11月ごろから患者が出始め、12月~3月にピーク を迎え、4月、5月に収束していきます。

潜伏期間


風邪は5~6日です。

インフルエンザの潜伏期間は1~3日 です。

予防


風邪の予防は、手洗いやうがいなどの基本的なことだけになります。

インフルエンザは、手洗い、うがいに加えて予防接種 があります。
流行が予測される時期の2週間前には予防接種をうっておきましょう。

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風邪だと思ったら・・・


風邪とインフルエンザの違いを書きましたが、実際、診断検査キットも使わないで風邪かインフルエンザを判定するのは難しいです。

インフルエンザは予防接種をうっていると症状が軽くすみ、高熱にならず、37度台のときもあります。

僕も、何年か前の冬に熱がでたときがありました。
そのとき、熱が37.1度でせきや鼻水などの症状は全くありませんでした。

僕は、ただの風邪だと思って仕事は休まず働こうと思っていました。
でも上司に「念のためインフルエンザの検査受けてきて」と言われて検査をうけたら、インフルエンザ陽性(インフルエンザに感染しているということ)でした。

仕事を休んですぐに家に帰りました。
1週間ほど仕事を休みましたが、休んでいる間の症状は少しだるい程度で、辛くありませんでした。

予防接種をうっているとここまで症状が軽くすんでしまうのです。

症状の重い風邪と症状の軽いインフルエンザは見分けるのは難しいのでインフルエンザが流行っている時期に、症状がでたら、必ず医師に診てもらいましょう。

以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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