母のクモ膜下出血体験談⑤~後遺症~

くも膜下出血の後遺症は2割に見られ、片麻痺、嚥下困難、言語障害、水頭症などがある。

母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。

全部で5話あります。
母のくも膜下出血体験談①~くも膜下出血とは~
くも膜下出血とは、脳の血管が破れて、軟膜とくも膜の間(くも膜下腔)に血がたまること 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第1話です。 くも膜下出血ついても簡単にですがあわせて書きました。 下手ですが、...
母のくも膜下出血体験談②~死ぬ確率~
くも膜下出血は、4週間以内にで5割が死亡するというデータがある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第2話です。 くも膜下出血で倒れた時の死亡する確率についても簡単に書きました。 下手ですが漫画...
母のクモ膜下出血体験談③~初期症状は?~
くも膜下出血は、バットで殴られたような激しい頭痛が特徴。 しかし、吐き気や失語などが先に来ることもある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第3話です。 くも膜下出血の初期症状ついても簡単に書きま...
母のクモ膜下出血体験談④~2種類の手術方法~
くも膜下出血の手術方法には、クリッピング法とコイル塞栓術がある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第4話です。 くも膜下出血の2種類の手術方法についても書きました。 下手ですが、漫画もつけました。 ...
母のクモ膜下出血体験談⑤~後遺症~
くも膜下出血の後遺症は2割に見られ、片麻痺、嚥下困難、言語障害、水頭症などがある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第5話です。 この記事では、くも膜下出血の代表的な後遺症についても簡単に書き...

スポンサーリンク

この記事は第5話です。

この記事では、くも膜下出血の代表的な後遺症についても簡単に書きました。

下手ですが漫画もつけました。
参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

漫画~母のくも膜下出血体験談⑤~

クモ膜下出血の後遺症1クモ膜下出血の後遺症2クモ膜下出血の後遺症3クモ膜下出血の後遺症4
以上が漫画になります。

この話は全部で5話あります。
他の話は以下のリンクからご覧下さい。

母のくも膜下出血の体験談
母のくも膜下出血体験談①~くも膜下出血とは~
くも膜下出血とは、脳の血管が破れて、軟膜とくも膜の間(くも膜下腔)に血がたまること 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第1話です。 くも膜下出血ついても簡単にですがあわせて書きました。 下手ですが、...
母のくも膜下出血体験談②~死ぬ確率~
くも膜下出血は、4週間以内にで5割が死亡するというデータがある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第2話です。 くも膜下出血で倒れた時の死亡する確率についても簡単に書きました。 下手ですが漫画...
母のクモ膜下出血体験談③~初期症状は?~
くも膜下出血は、バットで殴られたような激しい頭痛が特徴。 しかし、吐き気や失語などが先に来ることもある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第3話です。 くも膜下出血の初期症状ついても簡単に書きま...
母のクモ膜下出血体験談④~2種類の手術方法~
くも膜下出血の手術方法には、クリッピング法とコイル塞栓術がある 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談です。 この記事は第4話です。 くも膜下出血の2種類の手術方法についても書きました。 下手ですが、漫画もつけました。 ...
母のクモ膜下出血体験談⑤~後遺症~
くも膜下出血の後遺症は2割に見られ、片麻痺、嚥下困難、言語障害、水頭症などがある。 母がくも膜下出血で倒れた時の体験談になります。 この記事は第5話です。 この記事では、くも膜下出血の代表的な後遺症についても簡単に書き...

スポンサーリンク

もう少し詳しく知りたい方は、下に漫画では説明しきれなかったことを書きました。
ご覧ください。

スポンサーリンク

くも膜下出血の後遺症

くも膜下出血を起こした人の2割に後遺症が出ます。
脳のどの場所が損傷するかでさまざまな後遺症がでてきます。

水頭症

脳に水(髄液)がたまり脳を圧迫します。
圧迫されると、歩行障害、認知症、尿失禁が起こることがあります。

運動障害

片麻痺と言って障害を受けた脳の逆側の動きが難しくなります。
足に起きると歩きにくくなり、車いすや歩行器がないと動けなくなってしまいます。

手に起きれば、文字がうまくかけず、お箸を使ってごはんを食べるのが難しくなります

発声障害

のどの筋肉を動かすのが難しくなると、声を出しづらくなります

嚥下障害

同じくのどの筋肉を動かすのが難しくなると、食べ物を飲み込みづらくなります。

そうなると、食べたものや、唾液が気管支の方に流れて肺炎を起こすことがあります。(誤嚥性肺炎:ごえんせいはいえん)

まったく食べられない場合は、鼻から栄養をながすチューブを入れたり、胃瘻(いろう)と言って、チューブを使って、直接胃に食べ物を送る方法をとる場合があります。

言語障害

左脳の障害が起きると、読む、聞く、話す、書くが難しくなることがあります。

感覚障害

障害を受けた脳の逆側の感覚が鈍くなることがあり、痛みやしびれを伴うこともあります。

人格・精神変化

性格が変わってしまうことがあります。
感情をうまくコントロールできず、突然起こったり泣いたりすることがあります。

また、やる気が無くなったり、集中力が低下することもあります。
これらがきっかけで、うつや認知症に進展することもあります。

視野障害

視力が落ちるというわけではなく、見える範囲が狭くなることがあります。

排泄障害

排尿や排便がうまくできずに漏らしてしまうこともあります。

スポンサーリンク

母のくも膜下出血体験談⑤~術後の母~

次の日からはしばらく病院に通うことになりました。

仕事は休みを取りました。
翌朝、病院に行くと昨日の手術の説明をしてくれた医師がいて、もう一度面会させてもらえました。

もう既に母は手術から目を覚ましているようで、今はまた眠っているとのことでした。

ICUに入り、母を見ました。

母の目は閉じていましたが、手術直後に見た母の顔色よりは幾分かよくなっているようにも見えました。

眠っているので、ただ母を眺めているだけしか出来ないなと思っていました。

しかし、突然医師が母に大きな声で呼びかけました。
「○○さん!○○さん!息子さんが来ましたよ!!」

医師は、そういって母の体をバンバン!と叩きました。

突然のことで、びっくりしたのですが、それで母はうっすらと目を開けました。

医師がもう一度、
「息子さんですよ!」
と呼びかけると、母は小さくうなずき、こちらを見ました。

僕は、母とは話せないと思い込んでいたので、なんと声をかければよいかわからず
「大丈夫?」
としか言えませんでした。

母は、また小さくうなずき、目を閉じました。

もしかすると、鎮静剤を打たれていて、起こすには、少し強めに起こす必要があったのかもしれません。

とにかく、母が生きていることを実感できて安心しました。

僕は、ICUを出て、母が住んでいる家に帰ることにしました。
母の着替えや入院中に必要な物を取りに行くことにしたのです。

僕は、数日仕事を休み、病院に通うことになりました。

通っている間、再出血や脳梗塞が起きないかヒヤヒヤしいていました。
後遺症に関しては、僕が病院に通っていた時、母に起きた後遺症が何個かありました。

まず、しばらくは歩くことが難しかったです。
基本はベッドの上で生活をしていました。

そして、認知機能が落ちていました。
僕は母が倒れた翌日に母に会って一言ですが、話をしています。

しかし、母はそれを覚えていないようで、その日は違う人が来たと言っていました。

そして、僕の名前を何度も間違っていました。
違う親戚の人の名前を僕に向かって言うのです。

また文字をうまく書けなくなりました。
どうやら力が入らないみたいで、ミミズみたいな時になっていました。

いろいろと後遺症が見られたのですが、いずれも重度なものではありませんでした。

毎日、リハビリを行い、後遺症は改善していきました。
僕が母の面倒を見ていたのは数日で、その後は親戚の人が母の面倒を見てくれました。

そしてICUから一般病棟に移り、心配していた再出血や脳梗塞も起きませんでした。

1か月後くらいには退院しました。

今ではまったく後遺症は見られません。

くも膜下出血を起こした人には見えないくらいです。

本当に母は幸運でした。

会社の同僚の人が近くにいてくれたのが、すべてだと思います。
それがなければ、今頃母は死んでいたでしょう。

母は現在、元気に好きなことをして生活を送っています。

くも膜下出血を起こした日のことを聞くと、母は
「何も覚えていない」
と言っていました。

また、
「あれで死ねたら楽なもんだ」
と能天気に話しています。

確かに、少し気分が悪くなっただけで、ほとんど痛みも感じずに意識を失ったわけですから、母としてはそれで死ねたら楽だったのかもしれません。

でも、周りの人間には迷惑かけていますね。
僕なんか、呼び出されて病院に行くとき本当に倒れそうになっていました。

だから、僕はもう勘弁してほしいです。

ただ今回、母が倒れたことで、人間は(特に親は)いついなくなってもおかしくないということがよくわかりました。

よく聞く当たり前のことですが、本当に実感できました。
いつ自分や周りの人間が死んでも後悔のないように生きていかないといけませんね。

とりあえず今すぐ親孝行しておきましょう!

ここまでが母がくも膜下出血を起こしたときに僕が体験した話になります。

長文を読んでいただきありがとうございました。

おしまい

スポンサーリンク

おすすめ記事

フォローする