薬剤師のための暇つぶし20選 in 調剤薬局

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こんにちは、福井県福井市でホームページ制作をしている@じょうです。

このページでは、僕が調剤薬局で薬剤師をやっていたときに調べたことをまとめております。

どうぞ皆様の学習にお役立てください。

暇人薬剤師
『患者さん来ないし暇だなぁ』

調剤薬局は、一般的には冬場は、風邪、インフルエンザなどでとても忙しいです。
でも夏場になるにと暇になります。
暇すぎてボーッとしている薬剤師もいるのではないでしょうか?

この記事では、暇だと感じている調剤薬局の薬剤師に向けて、対処法を20個を考えてみました。

僕は調剤薬局の管理薬剤師を8年ほどやっております。
暇な時間でもボーっとせず何かしらしているので、あなたも有意義に過ごしてください。

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1.おしゃべり

業務を円滑にするために、スタッフと話をすることは大切です。

忙しいとほとんどしゃべらないスタッフもいると思います。
特に事務員です。薬剤師と事務員では仕事の内容が異なるため、ほぼ会話がないこともありえます。暇な時間を利用しておしゃべりしましょう。

会話のきっかけは、『きどにたてかけし衣食住』が有名です。

  • き・・・季節
  • ど・・・道楽
  • に・・・ニュース
  • た・・・旅
  • て・・・テレビ
  • か・・・家族
  • け・・・健康
  • し・・・仕事
  • 衣・・・衣服
  • 食・・・食事
  • 住・・・住まい

これらを参考に積極的に会話してみましょう。

薬局内のスタッフだけでなく、卸の担当者やMRと話すのも情報交換できるので有意義です。
さらに関係が良好なら処方元の医師のところに行くのもありです。

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2.ネットサーフィン

インターネットが使えるなら、ネットサーフィンするのもアリですね。
勉強になるサイトを熟読してみましょう。

同じ薬剤師が書いているブログや医師が書いているブログはとても勉強になります。
関係ないサイトを閲覧して息抜きするのも良いと思います。

僕がオススメするサイトはこちらです。

日経メディカル
医師や医療従事者向けのサイトです。
医療ニュースや症例説明など高度な知識を学ぶことができます。

DIオンライン
薬剤師向けのサイトです。
病院や調剤薬局に関係するニュースや、薬の豆知識などを学ぶことができます。

北品川藤クリニック院長のブログ
病院の院長先生が、毎日書いているブログです。
論文の紹介をしてくれたり、趣味の紹介をしてくれます。

おねぇ系薬剤師の言いたい放題
薬局薬剤師のネーヤが、日々の業務の出来事や感じていることを赤裸々に書いているブログです。

まめきちまめこの日常
ニートのまめこが毎日書いているweb漫画です。
自分の身の回りに起きる出来事を自虐的に漫画に描いているのがおもしろいです。
業務とは全く関係ないので息抜きにどうぞ。

地獄のミサワ「女に惚れさす名言集」
もう更新が終わってしまったwebの1コマ漫画です。
うざいキャラがたくさんでてきてそれがおもしろすぎます。こちらも業務とは全く関係なく息抜き用です。

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最初の30日間無料なのと、配送料がタダになるのはとってもうれしい。

履歴が残らないようにしておきましょう。

3.読書

薬剤師向けの雑誌を読みましょう。

日経DI
薬局ではたらく薬剤師ならだれもが知っている雑誌ですね。
ダイジェスト版は無料で、プレミアム版を購入すると、限定特集やDIクイズを読むことができます。

クレデンャル
薬局や病院に無料で送られてくる薬剤師向けの雑誌です。
服薬指導のコツや疾患の勉強をすることができます。

調剤と情報
かなり読み応えのある雑誌です。
病気や薬の知識がかなり細かく説明されていて、事務員が調剤報酬の勉強をするのに役立つページもあります。

その他薬剤師におすすめの本はこちらにまとめたのでよかったら参考にしてください。

薬剤師におすすめの本を目的別に紹介!!
スキルアップを目指す薬剤師 『薬剤師としてスキルをあげるにはどの本を読めばいいんだろ? おすすめの本ないかな?』 その疑問に答えます。 僕は薬剤師歴10年以上あります。 そして現在は調剤薬局の管理薬剤師を5年ほどさせていた...

4.SNS

SNSを使って薬剤師と情報交換するのも楽しいです。

特にTwitterは、140字以内にまとめないといけないので、自分の言いたい事をまとめるトレーニングになります。
有益な情報を発信するのは、自分の勉強にもなるし、有益な情報ほどみんなから『いいね』がもらえるので励みになります。

Twitterでフォロワーを伸ばすコツは、

  • 業務中に発見、おどろき、おもしろいことがないか考えること
  • 自分の言いたい事ではなく、相手の知りたい事をつぶやくこと
  • 140文字いっぱいまで文章を書くこと
  • 積極的にインフルエンサーと絡むこと
  • 自分から積極的に『いいね』したり、フォローすること

です。

フォロワーが少ない人はぜひ参考にしてください。

5.調べ物

わからないことを調べるのも有意義です。
日ごろから、疑問に思ったことをメモしておきましょう。

家に帰ってしまうと、調べるのが面倒になってしまうものです。
業務中、気になったことをメモしておいて、暇な時間帯を使って、調べてみましょう。

調べ方は、

  • 先輩薬剤師に聞く
  • 処方元の医師に聞く
  • 添付文書を見る
  • インタビューフォームを見る
  • メーカーに問い合わせる
  • 本・ネットで調べる

です。

調べるときの注意点は、

  • 情報の正確性を確かめる
    (人から聞いた話、ネットの情報は間違っている可能性があります)
  • 最新の情報であるか確かめる
    (古い添付文書などを見ないように注意)
  • 人に聞きすぎない。自分でも考えること
    (人に聞くのは、相手の時間を奪うことになります)

です。

調べてわかったことは、ノートにまとめておきます。
まとめたノートをスタッフに回覧すると有意義です。

6.トレーシングレポートの提出

患者さんとの会話から医師に伝えるべきことがあれば、ぜひトレーシングレポートを提出してみてください。
病院と薬局の連携の重要性が叫ばれている昨今、レポートを提出することは大変有意義です。

服薬情報等提供料を算定する要件は以下の通りです。

  • 患者の同意を得ている
  • 月に1回まで
  • かかりつけでないこと
  • 薬歴に記載、患者へ指導

この要件を満たせば、服薬情報等提供料2の20点を取ることができるので薬局のためにもなります。

服薬情報等提供料は地域支援体制加算の要件の一部にもなっているので、将来この算定をしっかりとってない薬局の売上激減していくかもしれません。
暇なうちにレポートを提出して慣れておきましょう。

7.待合のイスに座る

待合のイス座ったことがありますか?

座ったことがない人はぜひ一度座ってみてください。
そうすることで、患者さん側の視点に立つことができるからです。

患者さん側から調剤室を見てみると、目につきやすいところや、汚れているところ、不便なところが見付かると思います。
同じ薬局なのにまったく別の空間に思えるので暇な時に一度待合のイスに座ってみましょう。

8.過誤防止の対策

過誤防止の対策はとても大切です。
暇な時に、いままで起きたヒヤリ・ハットを思い返してみてください。

小さなミスが大きな調剤過誤につながることもあります。
小さなミスをつぶすように対策を練りましょう。

ミス防止の対策には、

  • ゼロ子を使って100%照合する
  • 調剤後、監査、投薬前、投薬中の4回薬があっているか確認する
  • 事務員にも協力してもらって確認してもらう
  • 棚に薬を戻すときは一度お皿に置いてから、暇な時間帯に行う

などいろいろあります。

薬局ヒヤリ・ハットで事例を読むのもとても参考になるので薬局スタッフ全員で読んでください。

9.在庫管理

デッドストックがないかチェックしましょう。

パソコンで期限を管理していると安心しがちですが、PTPから出してしまったバラ錠や半錠の期限チェックは怠りがちです。
返品できるものは卸に返品し、それ以外の薬は他の店舗に引き取ってもらいましょう。

また、デッドストックだけでなく、

  • 調剤済の麻薬の廃棄
  • 変色してしまっている錠剤の廃棄
  • 廃棄薬の出庫

などもできているかチェックしましょう。

10.ジェネリックの採用

新たにジェネリックの採用を考えましょう。
調べてみると、意外に『この薬ジェネリックあったんだ!』という発見もあります。

次の調剤報酬改定で後発品使用率の条件はさらに厳しくなるはずです。
今のうちから後発率を90%以上にしておくべきでしょう。

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11.ポスター作成

待合に貼るポスターを作るのはどうですか?

ポスターに書く内容としては、

  • インフルエンザや食中毒など季節ごとの話題
  • ジェネリックを促進するような情報
  • かかりつけ薬剤師を周知するような情報
  • 在宅医療を推進するような情報
  • OTCの売上につながるような情報

などがあります。

僕の薬局では、健康情報を書いたポスターを定期的に貼っています。
いろいろ考えながら見やすいポスターを作るのは面白いですよ。

12.OTCの陳列

意外にバカにできないのが、OTCの売り上げですね。
調剤報酬が下がってきている今、伸ばしていくべき分野です。

OTCの陳列を考えたり、POPを書いたりして、患者さんが買ってくれるとやりがいを感じます。

陳列するのは医薬品だけではありません。

  • 服薬補助用品
  • 健康食品
  • 介護用品
  • 衛生用品
  • 健康機器

など、患者さんのかゆい所に手の届くような商品をそろえましょう。

13.ブログ

スキマ時間でブログを書いてみましょう。
ブログに広告をつければ副収入をもらうことができます。

このブログで何度も言っていますが、薬剤師の免許を使わずに稼げるスキルを身につけるべきです。

書く内容は、なんでもいいですが、自分の実体験に基づく記事の方が好まれます。
薬剤師であればやはり業務に関することがいいかもしれません。

狙ったキーワードで検索上位されるとPVが一気に上がって楽しくなってきます。

注意点は、お金や健康情報を記事にするときの正確性です。
情報とともにその根拠となる資料も付け加えるとといいでしょう。

今後トレンドとなるキーワードを予想して記事にするのも面白いと思います。
2019年4月現在において将来トレンドとなりそうなのは、

  • キャッシュレス
  • 5G
  • AI
  • IoT
  • ブロックチェーン

などがあります。
勉強して記事にするのも自分のためになりますよ。

14.別分野の勉強

ブログを書くことにつながりますが、薬とは関係のない分野の勉強も大切です。
薬剤師業界は今後も厳しくなることが予想されます。

そのときに、薬剤師免許がなくても生きていけるようなスキルを身に付けておくのが理想的です。

僕はプログラミンをすすめています。
プログラミングの需要は今後も伸びていきますし、スキルさえあれば個人で稼ぐこともできるからです。

興味のあることからでもいいので勉強してみましょう。
勉強した内容をブログで情報発信するのもおもしろいです。

15.ストレッチ

日ごろから運動不足ならストレッチをしてみましょう。

僕がおすすめなのはヨガですね。
簡単なポーズならどこでもできます。

ヨガをすると柔軟性はもちろん体力や筋力をつけることができます。
スポーツをしているわけでもないのにストレス解消にもなるのでスキマ時間をみつけてやるのがいいですよ。

僕がよくやっているポーズは、
英雄のポーズ(yahooで画像検索)

三角のポーズ(yahooで画像検索)

木のポーズ(yahooで画像検索)

です。
やり終わった後、血液が体のすみずみまで行き渡るような心地よさを感じます。

16.薬局内の掃除

冬場は忙しいので細かいところまで掃除ができません。

パソコンの後ろやロッカー室などホコリがたまっていませんか?
また分包機の後ろを見てください。
古くなった錠剤が転がっているかもしれませんよ。

散薬の調剤棚もせっかくなのでキレイに拭き取りましょう。

17.薬局外の掃除

薬局内の掃除だけでなく薬局外の掃除も大切です。

掃除する範囲は、『向こう三軒両隣』です。
つまり、向かい側の家3軒と両隣の家までです。

薬局前だけでなく広く掃除をしましょう。
掃除中、患者さんに会うととても感心されますよ。

18.ヘルプに行く

上司にお願いして、他店舗のヘルプに行ってみましょう。

他店にヘルプに行く利点は以下の通りです。

  • 知らない薬の勉強
  • 知らない処方意図の勉強
  • 気分転換
  • いつもと違うスタッフとの情報交換
  • ヘルプに行った店舗の人から感謝される

たくさんありますね。

他店にヘルプに行くときに注意してほしいのは、『郷に入っては郷に従え』です。

そこそこ知識のある人はよく
『自分の店舗ではこうだ』
『もっといいやり方がある』
『その方法は効率が悪い』
など自分の知識をふりかざします。

その店舗にはその店舗のやり方があるのでおとなしく従いましょう。

管理薬剤師は他店で働けないので残念です。

19.営業に行く

訪問看護ステーションや介護施設に行って在宅や施設の患者さんを獲得しましょう。

こういった患者さんを獲得すると、自分の薬局の集中率を下げることができます。
今現在の集中率の境界は85%です。

この集中率を85%以下にすることで調剤基本料をあげることができる薬局がでてくるでしょう。

集中率をさげるには、介護施設の患者さんをまとめて数十人獲得してしまうのがはやいのでお勧めです。

20.移動・転職する

『暇すぎて、つまらない。もっと忙しい店舗がいい!』
そういう人は、移動してしまうか転職するのがいいです。

薬局によっては夏冬関係なく忙しいところもあります。総合病院前の薬局が当てはまるでしょう。
そう言った薬局が好きな人はぜひ薬局を変えて経験値を積みましょう。

忙しい店舗ではたらく利点は、

  • 多くの患者さんの役に立てる
  • 多くの薬や疾患の勉強ができる
  • 多くの科からの処方意図を勉強できる
  • 多くの薬剤師とコミュニケーションが取れる
  • 将来どこの店舗でも自信をもって勤務できる
  • 体力がつく

などがあります。
一度も総合病院の前で働いたことがない人はぜひ一度は経験してみましょう。

以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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