【webpack】jQueryやslickスライダーをバンドルする方法

こんにちは、福井県福井市でホームページ制作をしている@じょうです。

このページでは、僕が調剤薬局で薬剤師をやっていたときに調べたことをまとめております。

どうぞ皆様の学習にお役立てください。

この記事では、webpackを使って、jQueryやslickスライダープラグインをバンドルする方法についてまとめてあります。

webpackの使い方がわからない人に役立つと思うので、参考にしてください。

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フォルダを用意してVS codeを起動

まず適当なフォルダを用意します。

フォルダ名は、『webpack』にするとあとの処理で、エラーがでるので注意しましょう。

ターミナルを起動

エディタを起動させて、ターミナルを起動させます。

VS Codeは、メニューバーの『表示』の『ターミナル』で起動できます。(ショートカットはctrl+@)

webpack環境の作成

ターミナルに上記のコードを入力。

『-y』はすべてYesを意味します。これをなしにすると、一つ一つ、細かな設定ができるようになります。

この設定の内容は、webpackの環境を作った後に作成されるpackage.jsonファイルを見るとわかります。

このファイルの『name』が『webpack』となっていることが、フォルダ名をwebpackにできない原因。

必要なモジュールをインストール

Dは開発モードを意味します。また、cliはコマンドラインでwebpackを使うためのものです。

さらに今回利用するjQueryやslickもインストールしましょう。

ちなみに、モジュールが何かわからない人は、しまぶーさんの説明を聞いてみてください。かなりわかりやすく解説されています。

【モダンJavaScript #7】モジュールの基礎を理解しよう!名前空間(スコープ)の問題とはおさらば!【フロントエンドエンジニア講座】

webpack.config.jsファイルの作成・入力

webpack.config.jsは、webpackの設定するところです。package.jsonと同じ階層に、webpack.config.jsファイルを作成しましょう。

そして、ファイルには以下のように入力。

const path = require(‘path’);

上記のパスは、/で区切られていますが、環境によっては、\とかになっているものもあります。そのつど書き換えるのは大変なので、require(‘path’);を読み込んでいます。

読み込んだら、entry:path.join(__dirname,”src”,”index.js”)と書くこともできます。またoutputの方にも同じように書いてOK。『__dirname』はNode.jsで用意されているグローバル変数。絶対パスを取得できる。

entryには、読み込みが開始されるファイル名を書きます。初期値は、src/index.js。entryは作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)からの相対パスで書きましょう。

outputは出力されるファイルを設定する場所です。pathにはどのディレクトリに出力するかを絶対パスで書きます。上のコードは初期値なので、なくてもOK。

path: __dirname + ‘/dist’ は、

とすることも可能。

filenameは、出力ファイル名。

plugin:の記述は、公式ページからの引用です。

起点ファイルの設定

起点となるファイルindex.jsをsrcフォルダの中に作りましょう。

そして、このファイルに必要なjsファイルを読み込みます。

import slickのslickは変数の設定。使わないなら、slickなくてもOK。

index.htmlファイルを作成

今回使うslickスライダーを表示させるためのコードを書きます。

slickプラグインのcssの読み込みも忘れないようにしましょう。

package.jsonにエイリアス

scriptのところに別名を記入できるので使ってみます。

npm run build、npm run prodという感じに使える。

buildやprodのあたりにスペースがあったりすると、ビルトの時、エラーが表示されるのできれいにしておくといいです。

ビルトする

モードオプションをつけて、developmentとしないと、production(本番)モードでビルトされます。webpack.config.jsでmodeを設定するか、

これでdevelopmentでビルトされる。開発モードでビルトすると、コードが読みやすい状態になっていて、本番モードだと、改行スペースなく1行になっていて読みづらいです。

ビルトされたファイルは、distフォルダの、main.jsとなっています。

index.htmlでmain.jsを読み込む

ビルトされたmain.jsを読み込みます。これで基本的な作業は終了です。

スタイルシートのローダーをインストール

上記の方法はまだ、slickのCSSファイルまではバンドルされていません。

CSSファイルもバンドルするなら、下記のようにやっていきます。

webpack.config.jsの設定

webpackの設定も変えます。

index.jsの書き換え

起点ファイルであるindex.jsでcssを読み込む処理が必要。

ビルドする

スタイルシートの読み込みを削除

これで、1つのファイルの読み込みだけでslickスライダーが実装できました。

まとめ

今回の記事では、『webpackの設定ファイルを編集してみよう』や『【webpack】スライドショー「slick」を使いたい』を参考にしてあります。

僕なんかより、かなりわかりやすくまとめてあるので参考にしてみてください。

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