【PHP】可変関数とは？使い方をわかりやすく説明

この記事では、PHPにおける可変関数について説明します。

できるだけわかりやすく説明するのでぜひ参考にしてください。

この記事の内容

結論
一般的な関数
可変関数
可変関数の役割は？
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結論

簡単に結論を言えば、可変関数とは、変数の関数バージョンということです。

一般的な関数

一から説明していきましょう。

まず、一般的な関数ですが、

<?php
function kansu($a,$b){
  echo $a*$b;
}
kansu(9,8);
// 72と表示される
?>

<?php

function kansu($a,$b){

echo $a*$b;

}

kansu(9,8);

// 72と表示される

上記のように、関数名に引数をいれれば関数が実行されます。

可変関数

この関数名(ここでは『kansu』)を変数に変えることができます。

<?php
function kansu($a,$b){
  echo $a*$b;
}
$betumei='kansu';
echo $betumei(9,8);
// 72と表示される
?>

<?php

function kansu($a,$b){

echo $a*$b;

}

$betumei='kansu';

echo $betumei(9,8);

// 72と表示される

上記のように『kansu』を『$betumei』としました。

そしてこの関数を実行するために『$betumei(9,8);』と入力します。

ここでは、『$betumei(9,8)』が可変関数です。

可変関数の役割は？

引数をたしたり、ひいたり、かけたり、わったりする関数があったとします。

これを実行するなら以下の通りです。

<?php
function kansu1($a,$b){
  echo $a+$b;
}
function kansu2($a,$b){
  echo $a-$b;
}
function kansu3($a,$b){
  echo $a*$b;
}
function kansu4($a,$b){
  echo $a/$b;
}

kansu1(9,3);
kansu2(9,3);
kansu3(9,3);
kansu4(9,3);
?>

<?php

function kansu1($a,$b){

echo $a+$b;

}

function kansu2($a,$b){

echo $a-$b;

}

function kansu3($a,$b){

echo $a*$b;

}

function kansu4($a,$b){

echo $a/$b;

}

kansu1(9,3);

kansu2(9,3);

kansu3(9,3);

kansu4(9,3);

最後の実行するコードが少しみっともない感じがします。

可変関数を使ってみましょう。

<?php
function kansu1($a,$b){
  echo $a+$b;
}
function kansu2($a,$b){
  echo $a-$b;
}
function kansu3($a,$b){
  echo $a*$b;
}
function kansu4($a,$b){
  echo $a/$b;
}

for ($i = 1; $i <5; $i++) {
     $betumei = "kansu$i";
     $betumei(9,3);
   }

?>