【高齢薬剤師:10の問題点】調剤薬局に転職できるがその後が問題



転職お悩みおっさん薬剤師
『何才までなら調剤薬局の薬剤師に転職できるんだろう?
今の会社やめても平気かな?』

調剤薬局は、結構な年まで転職できます。
でも、問題は転職してからです。

この記事では、高齢薬剤師は調剤薬局に転職できるかについて書いてあります。
そして、高齢薬剤師の調剤薬局における問題点とアドバイスについてもまとめました。

興味のある薬剤師はぜひ参考にしてください。

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1.高齢薬剤師は調剤薬局に未経験で転職できるか?

基本的に、未経験の業界に転職するとき、35才が一般的なボーダーラインになります。
そのため、この年齢を超えてしまうと、よほどスキルが高くない限り、転職は厳しいです。

しかし、これは一般的な業界の話。
調剤薬局では、かなりの年齢でも採用されます。

ちょっと求人をのぞいてみましょう。

上の画像は、薬キャリの求人の検索画面になります。


『60歳以上歓迎』×『未経験・ブランクあり』にチェックを入れて求人を検索してみました。
検索結果は下の画像です。

なんと2000件以上の求人がありました。
(そもそも、『60歳以上歓迎』のチェック項目があること自体、他の業種では考えられないのではないでしょうか?)

さらにファルマスタッフの求人も見てみましょう。

未経験×60才以上で検索してみると・・・

結果は以下の画像です。

30000件以上もヒットしました。

ただ、1点注意点がありますね。

60才以上×未経験で検索しましたが、これにヒットした求人すべてが、
『未経験 & 60才以上』の薬剤師がOKというわけではありません。

『未経験 or 60才以上』の薬剤師を募集している求人もヒットしています。

つまり

  • 60才未満なら未経験OK
  • 経験あるなら60才以上OK

というわけです。

なので、未経験&60才以上の薬剤師がOKな求人は、先ほどの求人数よりは少ないです。

求人の詳細を見てみます。

【薬キャリの求人詳細】


【ファルマスタッフの求人詳細】

高齢者未経験もOKと書いてあります。
思ったより簡単に見つけることができました。

でも、未経験&60才以上の薬剤師がOKと明確に記載されたものは見つけられませんでした。OKかどうかは、実際にコンサルタントに聞いてみないとわからないですね。

ちなみに、ここで紹介した求人数は、公開求人だけの数字です。

転職サイトには、公開求人と非公開求人があります。
非公開求人は、転職サイトに登録した人にだけ教えてくれます。

転職サイトによりますが、公開求人は全体の1割くらいしかないこともあります。
そのため、非公開求人も探せば、未経験&高齢薬剤師OKの求人は、山ほど見つかりそうです。

多くの求人を見たいなら、転職サイトに登録してください。
おすすめの転職サイトは以下になります。

薬剤師の転職に強い大手の転職サイト3選

  • 薬キャリ※東証一部に上場しているエムスリーグループが運営。スピーディーな対応が可能で、即日の求人紹介が可能。
  • ファルマスタッフ※求人数が最大級。職場をしっかりリサーチすることで、細かい求人情報を提供することができる。
  • マイナビ薬剤師※利用者満足度満足度No.1。各地に拠点を展開し、薬剤師の転職を親身にさぽーとします。

上記の転職サイトは、どのコンサルタントも優秀です。
実際に、僕が利用してそう思いました。

求人を教えてくれるだけでなく、調剤薬局でのアドバイスももらえるので転職に失敗する確率を減らせます。

※転職サイトは、2、3社登録することを強くおすすめします。

転職サイトによって取り扱う求人が異なり、複数の会社を利用することで、多くの求人を知ることができるからです。
つまり、転職で失敗する確率をグンと減らせるわけです。

2,3社登録して、良さそうだと思った転職サイトをメインに、転職活動を進めていきましょう。

2.高齢薬剤師10の問題点


未経験&高齢薬剤師であっても、調剤薬局に転職することは難しくないことがわかりました。
僕の働く薬局でも高齢薬剤師を雇うことがあります。

ただ、僕が言いたいことは、『高齢薬剤師でも調剤薬局に転職できること』ではありません。
僕が言いたいのは、高齢薬剤師は、『転職しても調剤薬局でうまくやれないことが多い』ということです。

僕は、調剤薬局に10年以上働いています。
そして、高齢薬剤師と何度も働いたことがあります。

残念ながら多くの高齢薬剤師は、薬局でトラブルを起こしています。

  • 調剤過誤
  • 患者さんからのクレーム
  • 周りのスタッフとの不和

若手薬剤師もこういったトラブルを引き起こしますが、高齢薬剤師の方が多いと実感しています。

そこで、高齢薬剤師の問題点を10個にまとめてみました。

完全に若輩者の僕が、問題点をまとめるのは申し訳ないです。
でも、自覚していない方もいますので、我慢して読んでいただけるとうれしいです。

高齢薬剤師が調剤薬局で働くときに起きる問題点は以下の通りです。

  • 問題点1.指示に従わない
  • 問題点2.機械が尋常じゃないほど苦手
  • 問題点3.行動が遅い
  • 問題点4.学ぼうとしない
  • 問題点5.メモをとらない
  • 問題点6.健康状態が悪い
  • 問題点7.コミュニケーションをとらない
  • 問題点8.仕事に消極的
  • 問題点9.ホウレンソウができない
  • 問題点10.不潔

不快なったらすみません。
本当に申し訳ないのですが、それぞれ簡単に説明していきます。

問題点1.指示に従わない


高齢薬剤師には、周りの指示に従わない方がいます。

  • 調剤を指示したが監査している
  • 発注するように指示したが投薬している
  • 投薬を指示したが休憩している

これは指示を忘れているというより、指示に従っていないという言葉のほうが正確です。

高齢薬剤師は、今まで生きてきた経験が長いので、確固とした考えがあります。
なので『これが正しい』と思ってしまうと、周囲の指示に従わないケースがあります。

さらに、指示をするのは年下の薬剤師や事務員です。
『10才も20才も年下の考えなんて聞いていられない!』
と思ってしまうこともあるようです。

問題点2.機械が尋常じゃないほど苦手


高齢薬剤師の中には、機械を触るのが尋常じゃないくらい苦手な方がいます。

  • パソコンで薬歴が書けない
  • 分包機が使えない
  • 電子お薬手帳の使い方がわからない
  • 機械のエラーに対応できない

正直、びっくりするくらい使えない方がいます。

マウスのダブルクリックやウィンドウの最小化などのやり方もわからない薬剤師もいます。
エンターキーを知らないんですよ!

機械が使えないと薬剤師の免許を持っていたとしても、業務に支障がでます。

問題点3.行動が遅い


これは正直、仕方ないことです。
仕方のないことなのですが、行動が本当に遅いです。

  • え、まだ調剤1つしかしてないの?
  • え、まだ監査終わってないの?
  • え、まだ後片付け終わってないの?

一包化の調剤があります。
普通の薬剤師なら10分かからない量です。

それに、1時間かけてしまいます。

本当に、仕方ないし、僕も将来きっとそうなってしまうかもです。
でも、スピードが尋常じゃないくらい遅いので、周囲のイライラが募ります。

問題点4.学ぼうとしない


『あともう少しで定年だから』
『どうせすぐ忘れちゃうから』

どんな理由なのかはわかりません。
わからないですが、一部の高齢薬剤師は新しいことを学ぼうとする姿勢がありません。

わからない業務がでてくると、ほかの薬剤師にふって、その業務を学ぼうとしない。
新しい薬の添付文書を読もうとしない。
薬剤師会などが主催する勉強会に参加しない。

ホント学びません。
過去の財産だけで薬剤師をやっています。

調剤報酬の改定があっても、それを知ろうともしないです。

そんな姿勢では、周りも教えてあげようという意欲が薄れます。
あと何年かたてば薬剤師をやめるかもしれませんが、患者さんの健康のためにも日々、知識はアップデートしてほしいものです。

問題点5.メモをとらない


問題点4と少し関連しますが、新しいことを学んだとき、それをメモをとらない高齢薬剤師がいます。
ほかの薬剤師と比べて記憶力があるとは言えないのに、メモをしないのです。

せっかく仕事を教えているのに、ただ聞いているだけ。
だから、また後日同じことを聞いてくる。

『メモをとってください』
と言ったことがあります。

そのときはメモをとります。
でもまた後日、新しいことを学んだとき、メモをとりません。

この繰り返しです。
しかも、メモをしたとしても、どこに書いたかわからなくなり、結局何もできない・・・

一緒に働く薬剤師の負担は大きいです。

問題点6.健康状態が悪い


高齢薬剤師の中には持病を抱えている人がいます。
これを問題点と言ってしまうのは、大変申し訳ないです。

申し訳ないのですが、まわりの薬剤師の負担になってしまっているので書いておきます。

持病をかかえていると、周りのスタッフは気を使います。
そして、突然、仕事を休まれることもあります。

これも周りのスタッフに負担がかかります。

思いやりの精神で、サポートしてあげたいです。

ですが、どんどん業務負担が増えてくる薬局業界です。
余裕がなくなってきている方が増えてきています。

高齢薬剤師へのサポートを惜しまない薬剤師が減ってきているのが現状かと感じます。

問題点7.コミュニケーションをとらない

  • あいさつしない
  • ありがとうを言わない
  • 世間話ができない

高齢薬剤師は、周りのスタッフと10も20も年が離れていることが多いです。
なので、なかなか話は合わないと思います。

それが理由かわからないですが、コミュニケーションをとろうとしない人がいます。
少なくとも、
『おはようございます。』
『お疲れさまでした。』
ぐらいはしっかり言ってほしいと思います。

下手なりにコミュニケーションをとることは大切です。

問題点8.仕事に消極的

  • 患者さんが来たのに受付に行かない
  • 電話が鳴っているのにとろうとない
  • 加算を取らない

こんな感じで、仕事に積極性が見られない高齢薬剤師がいます。
上2つは、初動が遅いとも言えます。

3つ目に関しては、問題点4の『学ぼうとしない』に通じると思います。

  • 服薬情報提供料
  • ハイリスク加算
  • 重複加算

など、薬剤師の力量でとれる加算を積極的に取りません。

算定の条件をよく知らないのです。
知らないし、知ろうともしないのです。

上司から言われた指示しかやらないわけです。

問題点9.ホウレンソウができない

サラリーマンの基礎である、報告・連絡・相談ができない高齢薬剤師がいます。

  • 独断で発注点を変更してしまう
  • 患者さんからの質問に不正確な答えをする
  • 申し送りができない

ここらへんをしっかりできないと、クレームが起きることがあります。

僕は管理薬剤師歴が長いですが、こういったことが原因で何度か謝罪したことがありますね・・・

しっかり指導しなかった僕も悪いです。
でも、ほうれんそうは、薬剤師以前に、大人の基礎だと思います。

問題点10.不潔


薬剤師以前の問題です。

特に気になるのがタバコの臭いです。
最近は喫煙者が減ってきているので、この臭いに敏感になっている人が多いです。

しかし、一部の高齢薬剤師は『不快に思う人がいる』という考えには行き着きません。

そのほか、

  • 白衣の汚れ
  • 器具の洗い方
  • 調剤室の清掃

この問題は、高齢薬剤師の特徴と言うわけではないかもです。
ですが、僕が出会った方にはこういう人が多かったです。

注意しても、なかなか直そうとしないのも問題です。

以上、高齢薬剤師の問題点を説明しました。

高齢薬剤師でも問題なく調剤薬局に転職できます。
そして、もちろん中にはとても素晴らしい、尊敬すべき方もいらっしゃいます。

しかし、上記のような問題点を持っている方もいるので、転職する前にチェックしていただけるとうれしいです。

3.高齢薬剤師が上手く働くために

これだけでは、ただの愚痴になってしまします。

なので、僕からアドバイスというか、
『こうしたら高齢薬剤師でも上手く調剤薬局で働けるよ』
という考えも書いておこうと思います。

年配の方に恐れ多いのですが、読んでいただけると幸いです。

高齢薬剤師が上手く働くために実践すべきことを5つまとめました。

  • 1.率先して仕事を行う
  • 2.体力をつける
  • 3.協調性をもつ
  • 4.積極的に話しかける
  • 5.スマホ・PCを使う

それぞれ簡単に説明してきます。

1.率先して仕事を行う


行動が遅い分、いろんな仕事に率先して取り組んで欲しいです。

  • 患者さんが来たらすぐに受付に行く
  • 人一倍、調剤や投薬を行う
  • 疑問点があれば調べる

いろんなことに首を突っ込んでほしいです。
いろんなことに疑問を持ってほしいです。
いろんなことにチャレンジしてほしいです。

率先して行動することで、記憶の定着率も高まります。
周りからの評価も違ってきます。

わからないことも、どんどんチャレンジして、わからなければ自分で調べたり、相談していただきたいです。

2.体力をつける


体力が落ちると、やる気が落ちます。
やる気が落ちると、仕事に積極性を出すことができません。

なので、日ごろから体力維持のトレーニングをしてほしいです。

僕は朝のジョギングをもう4年くらいやっています。
筋トレもやって、プロテインも飲んでいます。

たぶん、一生続けると思います。

この記事の読者にも、ぜひ体力をつけて欲しいと思います。

3.協調性をもつ


難しいと思いますが、ぜひ人の考えを取り入れてほしいと思います。

高齢薬剤師が調剤薬局でうまくやるためには、人の意見を聞くことは非常に大切です。

最近は、どんどん薬剤師を取り巻く環境が変わっています。

  • かかりつけ薬剤師
  • 調剤の自動化
  • オンライン投薬

薬剤師の制度がガラッと変わってきています。
ここで、柔軟に人の意見を聞く姿勢をもたないと、急激にかわっていく環境に対応しきれなくなります。

自分の意見を言うことも大切ですが、周りのスタッフの考えを取り入れてみてください。

今までの考えをガラリと変えて、円滑な人間関係を築きたいですよね。
下の本は、それを実現できる本だと思います。

4.積極的に交流する


どんどんコミュニケーションをとってください。

患者さんだけではありません。

  • 周りのスタッフ
  • 処方元の医師
  • 他職種の方

薬局から出て、コミュニケーションをとることで、周りの需要を知ることができます。
需要を知ることができれば、今自分が何をすべきかもわかってきます。

需要に気づき、考えを取り入れ、率先して業務を行えば、周りのスタッフも自然とついてきます。

5.スマホ・PCを使う


機械の苦手意識をなくす為に、スマホ、PCを積極的に使ってください。

この2つを使えるようになれば、周りの人間とのコミュニケーションの頻度を高めることができます。

  • zoom知ってますか?
  • slack知ってますか?
  • chatwork知ってますか?

LINE、Twitterだけじゃなく、いろんなことに首を突っ込んで、とりあえず使ってみてください。

以上、高齢薬剤師に実践してほしいこと5つをまとめてみました。

4.まとめ

ここまで記事を読んで、『調剤薬局では無理かな』と思うようなら、あきらめた方がいいかもしれません。
僕はおすすめしません。

でも、この記事を読んで、『調剤薬局でも上手くやっていけそう』と思うなら、調剤薬局へぜひ転職して下さい。
一緒に患者さんのためにがんばりましょう!

僕からだけの情報ではなく、他の人の意見を聞くことも大切です。
さきほど書きましたが、大手の転職サイトのコンサルタントに相談するのもありです。

大手サイトであれば、コンサルタントは優秀です。
大手を中心にいくつか登録しておけばOKです。

薬剤師の転職に強い大手の転職サイト3選

  • 薬キャリ※東証一部に上場しているエムスリーグループが運営。スピーディーな対応が可能で、即日の求人紹介が可能。
  • ファルマスタッフ※求人数が最大級。職場をしっかりリサーチすることで、細かい求人情報を提供することができる。
  • マイナビ薬剤師※利用者満足度満足度No.1。各地に拠点を展開し、薬剤師の転職を親身にさぽーとします。

2,3社登録して、良さそうだと思った転職サイトをメインに、転職活動を進めていきましょう。

以上です。
最後まで、読んでいただいてありがとうございました。

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