市販で抗生物質は手に入る?薬剤師がわかりやすく説明

副作用、耐性菌を考慮して飲み薬の抗生物質は市販では手に入らない
塗り薬なら手に入る
ネットで抗生物質を購入してはいけない

この記事では、抗生物質が市販(ドラッグストア)で手に入るかを説明します。

まず、簡単に理解できるように下手ですが漫画をつけました。
ご覧ください。

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漫画~市販で抗生物質は手に入る?~

市販の抗生物質1市販の抗生物質2市販の抗生物質3市販の抗生物質4市販の抗生物質5

以上が漫画になります。

もう少し詳しく知りたい方 は、関連記事の下に漫画では説明しきれなかったことを書きました。
ご覧ください。

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1.結論

飲むタイプの抗生物質は市販では手に入りません。

ただし、塗るタイプの抗生物質は市販で手に入ります。

2.理由(飲むタイプの抗生物質)

飲むタイプの抗生物質は市販(ドラッグストアなど医師の処方せんを介さない方法)では手に入りません。

なぜでしょうか?

これは考えられる理由は二つあります。

一つ目は、副作用の心配が大きいからです。
場合によっては命にかかわることもあります。

二つ目は、耐性菌の問題です。
簡単に手に入ってしまうと、日本中で抗生物質の乱用が起きてしまいます。

そうすると細菌が耐性を獲得します。
すると、今まで効いていた抗生物質では効かなくなってしまいます。

これらの理由で飲むタイプの抗生物質は医師の処方せんがないと手に入りません。

3.裏技

飲むタイプの抗生物質は市販では手に入らないといいましたが、裏技があります。
それは、個人輸入です。

ネットで調べてみると簡単に海外から輸入された飲むタイプの抗生物質が販売されているのがわかります。
性病などで病院に行きづらい人が購入しているみたいです。

パソコンのマウスをクリックするだけで簡単に手に入ってしまいます。
個人輸入で抗生物質を購入される方も多くいることでしょう。

しかし、お勧めしません。
というか絶対にやめておきましょう。

抗生物質は、種類によって退治できる細菌が違います。
専門的な知識もないのに抗生物質を購入しても自分の病気を引き起こしている菌を退治できるかわかりません。

そして、輸入で手に入る薬は品質も疑わしいです。
薬の純度も低かったり、不純物が多く入っているかもしれません。
不純物が体に大きな害を及ぼすかもしれません。

そもそも薬自体が、偽物である可能性も高いです。

飲むタイプの抗生物質がほしい場合は、必ず病院に行くようにしましょう。

Googleで「抗生物質 市販」と検索すると、以前、検索結果のトップに抗生物質の個人輸入業者サイトがでてきたときがありました。
ありえません・・・

4.理由(塗るタイプの抗生物質)

一方、塗るタイプの抗生物質は、ドラッグストアなどで薬剤師や登録販売者に相談して購入することができます。

なぜ、飲むタイプの抗生物質は市販で手に入らなくて、塗るタイプの抗生物質なら市販で手に入るのでしょうか?

これは、飲み薬の抗生物質の方が、副作用が重いからです。
飲むタイプの抗生物質は、血流にのって全身をめぐります。

飲んだ抗生物質にアレルギーが起きた場合は全身に副作用の症状がでることにもなります。
そのため、副作用も大きくなりやすいです。
場合によっては命にかかわります。

一方、塗り薬の場合は、目的の場所に薬を使うだけです。
皮膚吸収で一部は血流にのりますが、量は非常に少なくて済みます。

よほど大量に塗り薬を使用しない限りは全身の副作用はでません。
塗り薬にアレルギーがあったとしても、塗った部分が赤くなる程度でしょう。

こういった理由のため、塗るタイプの抗生物質は市販で手に入るのです。

まとめ

飲むタイプの抗生物質は市販では手に入りません。
ただし、塗るタイプの抗生物質は市販で手に入ります。

たまに僕が勤務する薬局にも、処方せんなしで抗生物質を欲しがる人が来ます。
そんな人には、病院で処方せんをもらってから薬局に来るように説明します。

でも、そもそも本当に抗生物質が必要なのか疑わしいものです・・・

以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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